ホームヘルパーを目指すならコレ取得しておくべき資格について語ります!

ホームヘルパーに必要な資格とは

ホームヘルパーは、居宅に訪問してサービスを提供する訪問介護事業の最前線で活躍している職種です。
この資格を取得するためには、介護職員初任者研修課程を修了する必要があります。
この研修は、講義と演習を一体化させた科目が多く、実際の介護現場で学ぶ機会も設けています。

130時間10科目で構成されているカリキュラムの内、介護に必要な基礎知識と生活支援技術の習得状況を確認する講義・演習は75時間あります。
筆記試験による修了評価を1時間程度実施し、専門性の高い人材の育成に取り組んでいます。
受講を通じて介護の基本的な知識やスキルと共に、要介護者と向き合う上での考え方を身に付けられます。

2012年まで実施されていた訪問介護員や介護職員の研修を修了している方も同研修の修了者とみなされます。
都道府県が指定した多様なジャンルの機関が研修を実施しており、研修費用や実施時期は様々なケースがあります。
但し、2017年1月からは介護福祉士国家試験の受験資格にホームヘルパーとしての実務経験に併せて実務者研修の受講が必要となったので、実務者研修まで持っておくと良いでしょう。

しかし、実務者研修の修了には450時間を要するため、そこまで時間が取れない方はまずは初任者研修から受ける方がおすすめです。
更に、高齢者介護の現場における技術の向上を目的とする認知症介護実践者研修、口腔・鼻腔内の喀痰吸引研修などを受講することによって、活躍できるフィールドが広がり、仕事への充足感も大きくなります。